Mia REGINA / 「I got it」no BPM
Mia REGINAさんの新曲「I got it!」のMusic Videoが公開されました。
バンドセットに、ピアノとサックスの音でこんなにも上品な大人ロックになるとは。
今回はですね、ミアレジリリース曲の中で最速なんじゃないか？BPMどれくらいでているのだ？と気になり曲のテンポを調べてみました。I got it は大体200BPM。ミアレジ楽曲の中でも圧倒的に速かった。
（BPMは、一分間の拍数。Beats Per Minuteの略。心拍数で考えると速い遅いが感覚的に捉えやすいかも。）
いきなり200の数字出されてもパッとしないとおもうので、参考までに。
(引用元：http://valse.lolipop.jp/mr-bear-crash/method/basic/symbol-rate.html)
表を見てもらえばわかりますが、200って非常に速い。
「○○ BPM」で1単位ごとに検索できるので、気になる方はどうぞ。
Mia REGINAの中で最も速いのが「My Sweet Maiden」サビは202～204。
「My Sweet Maiden」と「I got it!」はともにロックナンバーで、テンポも似ているが、対照的な歌・メロディと歌詞の譜割りの違いに注目してみてほしい。
まずは、歌・メロディから。
・キー高めのボーカルに迫力の重低音サウンド、聴き応えのあるギターソロも含むハードロックの「My Sweet Maiden」。
・キー低めのボーカルにピアノとアルトサックスの高音が耳に残る印象的な洒落た大人なロックの「I got it!」。落ちサビのピアノソロはジャズそのものといっていい。
次に、歌詞の譜割り。
・日本語の歌詞「My Sweet Maiden」
・英語メインの歌詞「I got it!」
歌詞の譜割りは、1音(メロディ)に1つの音(歌詞)を当てていくのが基本だったようで、日本語だと1文字、英語だと1単語(でなんとなく伝わります？) テンポの速い曲の場合、リズム・発音において英語の方が対応しやすいとおもわれる。
「My Sweet Maiden」が日本語歌詞の基本形だったので例として挙げます。
「My Sweet Maiden」(1サビ)
こーのー世ー界ーに 生ーきーるーだーけーで
罪ーをー背負うー そうー言ーうのーなーらー
怖ーいモーノーはもーう何ーもーない
1音(メロディ)に1文字ずつ当ててますね。
一方、「I got it!」は英語メインの日本語混じり。(CD発売前なので歌詞は耳で補完してください。) 歌詞を英語にすると歌唱自体に勢いとスピード感がでますね。
(ただ、テンポの速い曲には歌詞を英語にすればいいってものでもなく、記事後半にUNISON SQUARE GARDENの曲を載せたので聴いてみてください。)
「I got it!」は歌詞の情報量で疾走感がでていて、また、サビの中ではキーを1段階上げるのでさらにスピードアップしたように感じる。
楽器音と3人の歌声がBPM200のまま駆け抜けているからめちゃくちゃ気持ち良い。
以上、「I got it!」のテンポ速いねぇ、カッコいいねぇ、というお話でした。
お洒落で上品な歌にどのようなアニメーションがつくのか楽しみである。
その期待を込めて、テンポ速めのお洒落なアニメーション作品を2つ紹介します。
ONE Ⅲ NOTES「Shadow and Truth」
Void chords feats.MARU「The Other Side of the Wall」
日本語を詰め込んだ疾走感のある曲。
UNISON SQUARE GARDEN「Phantom Joke」
www.youtube.com最近よく聴いている。ボーカルのスピード感に目がいっていたんだけど、ドラムの方やばくないか？常に超高速スネアロールかましてない？大丈夫？
英語+英語っぽく聞こえる日本語の歌詞。
UNISON SQUARE GARDEN「10% roll, 10% romance」
「ボールルームへようこそ」主題歌。キャラクターソングの存在を思い出して、Flower's monologue 赤城真子(CV:諸星すみれ)を聴いている。
おまけ。
～Mia REGINA BPM 全曲リスト～
(下のリストは計測ソフトで計ったものの、曲の一部を切り取って計測しているのか転調があるとうまく計測できないらしい。ソフトやアプリによって違いがあった。)
ピンヒール・ムーンで只野菜摘さんを感じてる。
Mia REGINAのピンヒール・ムーンが好き過ぎる。
作詞：只野菜摘先生 作曲：KURITA 編曲：KURITA, 森 悠也
2018年11月14日に発売されたMia REGINAの6枚目のシングル「純正エロティック」のc/w曲で、ビッグバンドジャズで大人っぽさが漂っていて、たまらない人にはたまらない1曲。Mia REGINAって3人の掛け合いの曲が多いんだけど、この曲は声質が歌声というより楽器音に聞こえてきて、ジャズの演奏とミアレジの掛け合いに聞こえる。綺麗な声してんだ、ほんと。
Instrumentalでも存分に味わえる名曲なんですけど、なんせ歌詞がめちゃくちゃ良い。
とりあえず、歌詞載せますね。
不思議な招待状をありがとう
謎解きで詩的なお誘いに
シャイなのが見え隠れ
パーティは口実のシチュエーション
深紅のソールに気付いてね
とっておきのシューズをはいてきたの
特別な想いなら
わかりやすいのがいい
男女のあいだの友情も
同志で奥深いけど
シャーベットが溶けていくように
タイミング チャンス 逃がさないでね
ビッグバン・バンドが弾けても
私はずっと すわっている
怒らないわ 楽しんでいて
あなたのこと眼で追ってる
ダンスもキックにも向いてない
華奢なヒールが似合うものは
エスコートとか 背伸びしたキス
ピンヒール・ムーンね 今夜は
あなたの恋人と噂され
決めつけられるのに疲れたから
噴水へエスケープ
ざわめきを遠ざける
イントロも聴いていないのに
結末は知ってるような
ちゃんと始まってない恋の
既成事実 予定調和は嫌
ビッグバン・バンドが弾けても
私はずっと 涼んでいる
怒らないわ 楽しんでいる
あなたのこと眼で追ってる
ダンスもキックにも向いてない
華奢なヒールが似合うものは
エスコートとか 背伸びしたキス
ピンヒール・ムーンは 待ってる
小指のような 糸のような
約束や愛 結ぶような
絆のような 切れちゃいそうな
細い細い月 今夜は
ダンスもキックにも向いてない
華奢なヒールが似合うものは
エスコートとか 背伸びしたキス
ピンヒール・ムーンの真下で 待ってる
もう、1本の映画作品じゃん、こんなん。
1000回人生やり直してもこの歌詞は書けんわ。
音源もってる人はイントロから聴いてみてほしいんだけど、
[ ～0:16 ] イントロから直感する、これ絶対好きなやつ。もったいぶたせて幕が上がる感じ。
[ 00:21～00:22 ] ココ重要！！ウキウキが抑えきれない、飛び跳ねたような音が最高に可愛い。
[ 00:22～ ] 招待状を受け取ってからこの一夜が楽しみで、 本番が近づくにつれ嬉しさが込み上げてくる様を、次第に増えていく弾んだ音がよく表している。
招待状ありきのビッグバンドもダンスもあるパーティなんて行ったことあります？
映画でしか見たことなし。ちょっと憧れる。上流階級いたら、すまんね、行ったことない体に合わせて。
もうね、この時点で想像力を働かされちゃってるわけよ、只野先生に。
で、女性視点の、胸に期待を抱いてワクワクしてる様子が描かれていくんだけど...、履きなれていないからうまく踊れなかったんでしょうね...。
ジャズバンド響く会場は賑やかで楽しんでいるのに、ずっとすわっている。招待状をもらってから楽しみにしてきたのに...。
さらには、彼の態度とか、周囲の視線とかで嫌になっちゃって、会場を後にしてひとり噴水に向かう。履きなれない華奢なヒールで。
たぶん、向かう途中でこけちゃったりしてるとおもうんだ。
小指のような 糸のような
約束や愛 結ぶような
絆のような 切れちゃいそうな
細い細い月 今夜は
落ちサビ前まで、強がりなのかハキハキと歌っていたのに、急にしおらしくなるのずるいですね。賑やかだったジャズも切ないさみしい歌詞と合わせてシュン…となって、もいっかいグワーーーっと音が盛り上がる。
追いかけてくる彼に気付いたのか、嬉しそうな音に変わるんですよ、ここ。
ダンスもキックにも向いてない
華奢なヒールが似合うものは
エスコートとか 背伸びしたキス
ピンヒール・ムーンの真下で 待ってる
夜の噴水で、月明かりに照らされて、女性がひとりで待ってるんです。
ここで、曲の幕が下りるけれど、そこから2人の物語は始まるんです。
天才...。(拍手)
只野先生...。あなたって人は...、なんて素晴らしい歌詞を...。
ピンヒールの高さで、背伸びする女性を。
ピンヒールの細さで、さみしさ、か弱さを表現したり。
はたまた、「ピンヒール」と「ムーン」の造語の響きの良さ...。
辞書に載ってそうだもん、ピンヒール・ムーン。
で、で、で、ここからは、妄想の世界。
月(moon)とか、深紅とか、アイカツ！通ってきたらどうしても神崎美月、りすこ from STAR☆ANISを連想しちゃう。
只野先生ならやりかねない。
あと、moon には、月で動く宇宙飛行士の様子から、ゆっくり歩くとか、夢中になって、夢心地で、とかの意味があるって習った覚えがある。
これを知っててピンヒールとムーンを掛け合わせたのなら、頭下げます。
1年前に肉が想像したピンヒールムーンも置いておきます。
願望。
真っ暗闇のステージで、ミアレジに正面から光あてて、3人の影のシルエット浮かび上がってる、そんなピンヒール・ムーンのライブが見てみたい。
おまけ。
本当は、この記事タイトルを五七五にした方が語呂がいいかなーって、
「ピンヒールで 只野菜摘を 感じてる」
にしようとしたけど、事件性が高すぎるので即却下した。
Mia REGINA 曲数＆タイアップ (2020年10月08日更新)
～曲数～
全54曲 ( overture、NOstalgic Invitation 、twincle、～kalmia Y or N MIX～、流れ星を含む)
2016.08 「 ETERNALエクスプローラー」 3曲
2016.10 「蝶結びアミュレット」 2曲
2016.12 「THAT'S A FACT」 12曲（内、蝶結び、ラブリーデイ、ETEエクは被り）
2017.04 「My Sweet Maiden/Welcome To Our Diabolic Paradise」 2曲
2017.11 「kalmia/twinkle」 2曲
2017.12 「YES or NOstalgic!!!」 6曲
2018.02 「Dear Teardrop」 2曲
2018.11 「純正エロティック」 3曲
2019.01 「閃乱カグラ SHINOVI MSDTER -東京妖魔篇- オリジナルサウンドトラック「シノビノオト」2曲
2019.04 「『せいぜいがんばれ！魔法少女くるみ』超主題歌集」 2曲
2019.05 「RE!RE!!RE!!!」 10曲
2019.08 「無謬の花」 3曲
2019.10 「可愛ければ変態でも好きになってくれますか？オリジナルサウンドトラック」 2曲
2020.04 「I got it!」 3曲
2020.09 「MIAUSEUM -キュレーション-」 12曲 （内、8曲は既存曲）
2020.10 「終末への天撃」1曲
～アニメタイアップ曲～
1.「ETERNALエクスプローラー」/ テレビアニメ「ももくり」ED
2.「蝶結びアミュレット」/ テレビアニメ「装神少女まとい」OP
3.「My Sweet Maiden」 / テレビアニメ「sin 7つの大罪」OP
4.「Welcome To Our Diabolic Paradise」 / テレビアニメ「sin 7つの大罪」ED
5.「ガールズ・オンリー・ミラクル」 / Webアニメ「せいぜいがんばれ！魔法少女くるみ」第1期OP
6.「kalmia」/ テレビアニメ「Code:Realize ～創世の姫君～」OP
7.「Dear Teardrop」/ テレビアニメ「citrus」ED
8.「純正エロティック」/ テレビアニメ「閃乱カグラ SHINOVI MASTER -東京妖魔篇-」ED
9.「魔法少女は止まらない」 / Webアニメ「せいぜいがんばれ！魔法少女くるみ」第2期OP
10.「無謬の花」/ テレビアニメ「可愛ければ変態でも好きになってくれますか？」ED
11.「I got it!」 / テレビアニメ「天晴爛漫」OP
12.「終末への天撃」 / テレビアニメ「せいぜいがんばれ！魔法少女くるみ」第3期OP
タイアップをどこまで含めるか問題。
ここでは、" Mia REGINA " が歌う" アニメ主題歌 "のみをカウント。
（スマホアプリゲーム主題歌の「ラブリーデイ」「DREAMER'S PAIN」、kalmiaと同じ盤に収録されている「twinkle」(歌唱:早見沙織) /「Code:Realize ～創世の姫君～」ED、「暁歌」/「閃乱カグラ SHINOVI MASTER --」イメージソング、「流れ星」/ 「可愛ければ変態でも好きになってくれますか？オリジナルサウンドトラック」(第7話 挿入歌) の5曲は除く。）
～全曲リスト～
1.「ETERNALエクスプローラー」
2.「ラブリーデイ」
作詞：上花楓裏 作曲・編曲：高田 暁
3.「Radiant star」
作詞：霧島若歌 作曲・編曲：八木篤史（SUPA LOVE）
4.「蝶結びアミュレット」
作詞：真崎エリカ 作曲：桑原 聖（Arte Refact） 編曲：山本恭平（Arte Refact）
5.「Magnetic」
作詞：ささかまリス子 作曲・編曲：大竹智之
6.「overture」
作曲・編曲：高野裕也
7.「THAT'S A FACT! ～千里の道も一歩から～」
8.「無敵乙女化プログレス」
作詞：畑 亜貴 作曲・編曲：エンドウ.
9.「ambivalent future」
作詞：霧島若歌 作曲・編曲：本多友紀（Arte Refact）
10.「ギミギミ☆greedy」
作詞：霧島若歌 作曲・編曲：山下洋介
11.「with a wish」
作詞：上花楓裏 作曲・編曲：酒井陽一
12.「つなぐ未来」
作詞：上花楓裏 作曲・編曲：森本貴大
13.「ハバネロ」
作詞：ささかまリス子 作曲・編曲：倉内達矢
14.「White Guilty」
作詞：霧島若歌 作曲・編曲：ラムシーニ
15.「My Sweet Maiden」
作詞：真崎エリカ 作曲：SHINTA-LOW・本多友紀（Arte Refact） 編曲：本多友紀（Arte Refact）
16.「Welcome To Our Diabolic Paradise」
作詞：デーモン閣下 作曲：デーモン閣下, pal@pop 編曲：pal@pop
17.「kalmia」
18.「twinkle」
作詞：霧島若歌 作曲：川崎里実 編曲：森谷敏紀 歌：カルディア（CV.早見沙織）
19.「NOstalgic Invitation」
作曲・編曲：矢鴇つかさ（Arte Refact）
20.「Heart of gold」
作詞：結城アイラ 作曲・編曲：矢鴇つかさ（Arte Refact）
21.「Ms.Rからの新着メール」
22.「キンモクセイ」
作詞：霧島若歌・上花楓裏 作曲・編曲：原田 篤（Arte Refact）
23.「kalmia ～Y or N MIX～」
24.「Yes or Yes」
作詞：ささかまリス子 作曲・編曲：石濱 翔（MONACA）
25.「Dear Teardrop」
26.「DREAMER’S PAIN」
作詞：畑 亜貴 作曲・編曲：菊田大介（Elements Garden）
27.「純正エロティック」
作詞：只野菜摘 作曲：坂野上陽介, マイケル・ムー 編曲：kume., 桑田健吾
28.「Enchante」
作詞：只野菜摘 作曲・編曲：太田雅友（SCREEN mode）
29.「ピンヒール・ムーン」
作詞：只野菜摘 作曲：KURITA 編曲：KURITA, 森 悠也
30.「暁歌」
作詞：霧島若歌 作曲：古賀頌哉（onetrap） 編曲：浅田 靖（ノイジークローク）
31.「ガールズ・オンリー・ミラクル！」
作詞：松井洋平 作曲・編曲：AstroNoteS
32.「魔法少女は止まらない」
作詞 ：山本メーコ（Hifumi,inc.） 作曲・編曲 ： 佐藤陽介（Hifumi,inc.）
33.「Non stop road」
作詞：畑 亜貴 作曲：江並哲志 編曲：斎木達彦
34.「マイペース大王」
作詞・作曲：manzo 編曲：中野領太
35.「ねぇ、…しようよ！」
36.「ありがとう～」
作詞：BON'Z 作曲：IKKI 編曲：山下洋介
37.「VICTORY」
作詞：影山ヒロノブ 作曲：河野陽吾 編曲：馬渕直純 ストリングスアレンジ：馬渕直純, 岩嵜壮志（F.M.F）
38.「シュガーソングとビターステップ」
39.「少年よ我に帰れ」
40.「Precious Memories」
作詞・作曲：栗林みな実 編曲：Dr.Dalmatian
41.「STARDOM！」
42.「タキシード・ミラージュ」
43.「無謬の花」
作詞：松井洋平 作曲・編曲：太田貴之 / halu-note ストリングスアレンジ：太田貴之
44.「モバイルバッテリー」
45.「Healthy」
作詞：ささかまリス子 作曲・編曲：睦月周平
46.「流れ星」
作詞：halu-note 作曲・編曲：太田貴之 / halu-note ストリングスアレンジ：太田貴之
47.「I got it!」
作詞：ささかまリス子 作曲・編曲：神田ジョン
48.「Miau...」
作詞：ささかまリス子 作曲：夢見クジラ 編曲：立山秋航
49.「アリスとダンス」
作詞：霧島若歌 作曲:・編曲：Yocke
50.「Endless Warp Zone」
51.「S.P.I.N.A.」
作詞：hotaru (TaWaRa) 作曲：Tom-H@ck (TaWaRa) 編曲：RINZO (TaWaRa)
52.「HUMAVOID」
53.「Cidre」
作詞：ささかまリス子 作曲・編曲：田中秀和 (MONACA)
54.「終末への天撃」
作詞：松井洋平 作曲・編曲：砂守岳央（未来古代楽団）
白水桜太郎 - 泡沫の蕾 の歌詞考察 〜" 折れた枝 "とは？〜
皆さん、こん肉は。
今回、白水桜太郎さん (以下：たろやん)がツキイチで手にした1曲目「泡沫の蕾」の歌詞に触れていきます。
( >> ツキイチとは。
以前、秋葉原ディアステージで月に一度開かれていた定期オーディション。審査員と観客の前で歌を披露し、最も票数を得た優勝者にオリジナル楽曲が提供される >> )
サブスク配信のリンク先と歌詞カードも載せておきますので、視聴＆一読した上で読み進めていただきたい。
泡沫の蕾のメロディ、歌詞、歌声、どれも好き。
とても良い曲だけれども、靄がかかっていてはっきりと見えない。だから、気になる。全体像は見えるものの不明瞭でいて、なんともしっくりこない。こうなんじゃないのかなぁ、、、という1つの捉え方をここに載せます。
本題に入る前に、前置きを。
この曲はたろやんが「かーちゃんの曲を作ってほしい」と依頼したらしい。
せっかく勝ち取ったオリジナル曲なのだから、たろやん自身の曲を依頼すればいいのに、母の曲を依頼したらしい。親想いですね。
( ちなみに、たろやんはツキイチで3度優勝していて、1曲目は母、2曲目は父、3曲目は自分という親子三部作。 )
さーて、いっちゃいますか！
まず、タイトルの「泡沫の蕾」。
泡沫とは、
1. 水面に浮かぶ泡
2. はかなく消えやすいもののたとえ。
3. 2から派生して、短い時間を意味することもあるそう。
泡..、はかない...、消えやすい...、蕾...。
はてさて、なんのことやら状態ですね。
歌詞全体を見てみると、
1番では、身籠った母が我が子を慈しみ、
2番では、子の成長を見守り、未来へ送り出す様子が描かれている。
少し細かく見ていきましょう。
遠い記憶 季節外れの雪
3月中旬〜下旬頃でしょう、おそらく。( たろやんの誕生日3月21日 )
実際に、雪が降っているさなかに産まれたのかもしれない。
歩幅を合わせて進んでいく未来、みらい
今は一人沈み
出逢えるのを待ってる
あなたが過ごしてる
世界をあたためてる
ココねぇ、もう...大好きで... 。素敵だよねぇ...。
歌詞中には「花」「花びら」「枝」「蕾」「芽」と、植物に関するワードが出てきます。歌詞カードの舞っている花びらの写真や、3月下旬の時期からみてもそれは桜だとおもわれる。これらは、白水" 桜 "太郎を象徴するキーワードである。
これを踏まえて、問題はサビからなんですけど。歌詞に、" 折れた枝 " というワードが登場します。
3度あるサビで3回とも使われている非常に重要なキーワードです。正直なところ、あまり良い表現ではないとおもっていました。
さきほど書いたように、枝はたろやんを連想するイメージ。単なる枝ならまだしも、あえて" 折れた枝 " としているのが引っ掛かります。
どうして、" 折れた "とつけたのか...？
<1サビ>
ヒラヒラと落ちてくるあの花びらを
飲み込めたならいつか美しい蕾になれるの
<2サビ>
ヒラヒラと落ちてくるこの花びらを
飲み込めたならいつか誇れる自分になれるの
とあります。
文のつくりから、美しい蕾 = 誇れる自分。
それは理想の自分と置き換えていいでしょう。
既に咲いている桜は以前のたろやん自身で、そこから落ちてくる花びら。
散りゆく桜の花びらを飲み込むを、かつての自分を受け入れたら、これから先は新しい自分に生まれ変われる。と解釈します。
誇れる自分になる前は、自信が持てなかったかつての自分、ですね。
挫折とまでいかないにしても、誇れない自分がいたのかもしれません。
( >>そういえば、こんな話を思い出しました。
ディアステージに長く在籍しているベテランのたろやんですが、かつて店舗から離れようと関西に帰省したことがあるらしい。( 配信番組「夜はささくれ。」より)
このエピソードを指しているのかもしれないし、あるいは、ディアステージに所属する前のことなのかもしれない。 >>)
加えて、サビ前の
ふわりとしたところ、ゆらり、まわり、とけた
これ、雪の降る様を表していて。
しかも、降り方の特徴からすると、泡雪。泡沫の "泡" と掛けているんですよ。
さらに、桜の花びら舞う景色とも重ねている。
このヤバさ...、伝わってますか？
サビ前で雪が降った後、サビの"折れた枝"へと繋がるので、"折れた枝"というのは、
" 積もった雪の重みに耐え切れずに折れてしまった枝 " なんですね、きっと。
" 折れた枝 " の解釈と、曲名「泡沫の蕾」と合わせて、
枝は折れ、雪に埋もれつつも、顔をのぞかせる生命の芽吹く姿を、儚いながらも未来を望む新しい芽を、そこに見ました。
それと、年月の経つ表現も、好きなんですよね...。
赤子を身に宿しているときから、幼少期のときも、これから先の未来も、時が流れても我が子を想う母の愛は変わらない。
季節外れの雪を見るたびに、たろやんを思い返しているのかもしれませんね。
思ふ人 姿を借りて 恋しやと
云はしむるごと 春の雪降る
春の雪をみて、恋しい人への想いが募る女性の心を詠った、与謝野晶子の一句。
あとがき。
初聴きは生歌で、メロディからは球体の水中に浮かんでいるような、なにかに包まれているような懐かしさを感じました。
水面の嘘がはじけてく はじけてく
水面の嘘...とは...？
この表現もはっきりとしないのですが、泡沫に近いものの別の表現として、嘘をもってきたのかなと。はかなさを、泡ではなく、嘘で喩えた。
意味合いよりも、嘘の"虚"(うつろ)の視覚的イメージからかもしれない。
2019年12月29日 肉の日
2019年ラストを飾る肉の日でした。
みあぷり☆ぷれみあむ 13:00開場 13:30開演
1. 純正エロティック
(転換)
2. Kiss+kissでおわらない
3. Healthy
4. Dear Teardrop
6. 無謬の花
7. Enchante
わか生誕＆周年
2. そして、僕は
3. 覚えてていいよ
6. Lisianthus
7. reason
8. キヅアト
9. 夢のような
10. UNION
11. スタンドバイミー
12. 髪飾りの天使
13. ワンルームシュガーライフ
14. ありがとう～
15. ambivalent future
~encore~
16. THE HIRO!! ～怒れる拳に火をつけろ～
~a cappella~
17. Dreamy Butterfly
18. ロスト・シンフォニー
19. こたえ
~last song~
20. 流れ星
覚えてていいよ、スタンドバイミーが特によかった。
THE HIRO!!は、昼の侵略ノススメ☆の流れもあり、6/23の幕張が蘇る。
拳を突きあげて「 Power! Get power!! 」と声に出すだけでそれはもう楽しかった。
This is World？なら What's Rules？
はいどうも～。肉と野菜 4号です。
2019年8月13日、ささかまリス子さんの誕生日と同時に「Staggering pop」、「ワガセカイイトシ」の配信開始しました。
おめでたいね。
いろんなストリーミングサービスで聴けるので、まだ聞いていない方は聴きましょう。
「Staggering pop」は数年前に作曲したもので待望のリリース。
「ワガセカイイトシ」は完全新作。
どちらも作詞 ささかまリス子 × 作曲 江村正太郎 のコンビ。
作詞ささかまリス子、好きなんですよね。
ストーリー形式だったり、対話形式だったり、型にはまってなくて姿かたちを変えてくる。
詩的な表現も多々あるから読み物として面白い。
あとね、歌詞がえち。
いいよね、作詞ささかまリス子。
今回の新曲は、なんとっ、説法だそうです。
そこで今回は、新曲「ワガセカイイトシ」について話していきたいとおもいまーす。
イエイエイエイエイーーイッ！！！！！！！！
ありがたいことに、ささかまリス子さん本人が歌詞解説をしてくれている動画があるのでね。
↓↓↓まずはこちら↓↓↓
ささかまリス子の生配信番組『夜はささくれ。』※本日21:00頃より配信🌙出演🐿@risukosasakama🐕@sakuratarosan
— パークラ (@thepartysan) August 7, 2019
今日はパー練スタジオから配信！
テーマはありませんが皆様からのなんらかのメールもお待ちしてますよー
✉sasakure@dearstage.co.jp#夜はささくれhttps://t.co/inUnAQTFNC
30:35～ワガセカイイトシの話 (作曲、衣装)
(37:35～ワガセカイイトシの作詞解説)
見た？
大体わかったよね？
以下、感想。
本人解説でもあるように、"ニーチェの思想"が色濃い。目指すはニーチェの"超人"に近いのでしょう。ん？となる箇所もありますが。
歌詞中でやんわりとキリスト批判している節も見受けられます。
説法として伝えたいのは、現在を誇れ。
前世の罰は受けないし、来世に希望はないよ。
じゃあ、持ち越せない罰はどこにいくの？来世にない希望はどこにあるの？
ぜーんぶ、現世。
現世の罰は現世で許して。来世に希望を見出せないから現世で見つける。
やること多くてめちゃくちゃ忙しいなー、おいっwwっておもった。
"あなたがいるのは 今だけだから"
すべてが集約しているであろう、この言葉。
説法なんで、"あなた"は聞き手全員にかかるんだけど、見方を変えるとリス子さんがいるのも今だけなんですよね。
これ、ちょっとこわくないですか？
仲良くなった人とは、またいずれどこかで会うっしょくらいの気持ちなんですけど、
リス子さんはたぶん今しかいないんだろうなって。
アーティスト活動期間の今じゃなくて。
もし過去に戻れたとしても。仮に何度も何度も来世があったとしても。
きっと、そこにはいないんだろうなってそんな気がした。
おわりに。
永遠回帰とか輪廻転生などなど、改めて調べてみる良い機会でした。
ニーチェのこともあまり知らなかったので。
そうそう、リス子さんの最近の活動を追っていくと面白いかも。
2019年05月29日発売カバーアルバムRE!RE!!RE!!!収録の「少年よ我に帰れ」は、歌い方・リアレンジとこだわりを表現するのに悩んで"ヒトの形をしていなかった"、"泥"の状態だったそうで。
ささかまベトベターリス子さん。可愛いね。
そのベトベター状態後に作詞した2019年08月13日リリース「ワガセカイイトシ」
「ワガセカイイトシ」とほぼ同時期に取り掛かったとおもわれる2019年08月21日発売無謬の花収録の「Healthy」
作詞家の人が普段なにしているかわからないじゃないですか？
あれしてた時に、これ書いたのかぁと知れるのは面白い。
次回、作詞ささかまリス子 ～泡沫の蕾編～『 折れた枝とは？ 』
へばな～。
Mia REGINAさんの楽曲起用頻度、集計してみた！！ ～衣装編もあるで～
どうも～！こんばんは～！！肉です。
Mia REGINAさんはイベントをバンバン打ちますよね？
ライブでめっちゃ歌いますよね？
そういえば、あの曲って今までどれくらい歌われてきたんだろう？とか気になりません？
そこで、今回はですね、
【 Mia REGINAのライブ・イベント等でどの曲がライブ起用頻度が高いのか？？ 】
調べてみました～。イエイエイエイエイエーーーイ。
集計のやり方は、
Mia REGINAのTwitter公式アカウントのツイート、画像の情報を元にカウントしていきます。
ライブ会場でのライブは勿論、秋葉原ディアステージでのイベント等も数にいれます。
公式アカウントが、セットリストを公開し始めたのは、2017年5月頃以降。
なので、2017年5月～2019年7月まで、およそ二年間の、34公演分の集計です。
※ただし、ソロライブ、セットリストを公開していないライブ・イベントは除く。
※又、個人がセットリストを載せているのは、カウントしていません。
※あくまでも、公式アカウントからの情報のみです。
それではっ、いってみまっしょ～うっ！！
第01位 19回 蝶結びアミュレット、My Sweet Maiden
第03位 16回 THAT'S A FACT! ～千里の道も一歩から～
第04位 12回 純正エロティック
第05位 8回 ガールズ・オンリー・ミラクル!
第06位 7回 Yes or Yes、DREAMER'S PAIN
以下、せっかくなので、ざーっと書いておきます。
6回 ピンヒール・ムーン
5回 ETERNALエクスプローラー、無敵乙女化プログレス、Welcome To Our Diabolic Paradise、kalmia、Heart of gold、Dear Teardrop
4回 Radiant Star、Enchante
3回 Magnetic、ラブリーデイ
2回 ambivalent future、with a wish、White Guilty、Ms.Rからの新着メール、暁歌
1回 ギミギミ☆greedy、つなぐ未来、kalmia ～Y or N MIX～、キンモクセイ、ハバネロ、魔法少女は止まらない、マイペース大王、STARDOM!、シュガーソングとビターステップ
と、こんな感じです。
キンモクセイとか、ハバネロとか、with a wishとか、
あれっ？ってなるとおもうんです。
もっと歌ってますけどぉ？？って。
今回は、デビューから半年以上経ってからの集計開始したもので、
ソロライブとか、ファンミ、リリリリリイベ等が、数に含まれていないので、
あれ？ってなったあなたはえらいっ！！
えらいよっ！！
結果。
蝶結びアミュレットとMy Sweet Maidenは強かった。34回のうち19回っすよ、19回っ。驚異の56%！！！ MV再生数もダントツだからね。THAT'S Aも強いね。
で、奮闘しているのが純えち。2018年11月14日発売の後追いでのランクイン。
というか、今回の数え方だとリリースしてから皆勤賞っすわ。すごっ。
それと、やはりデュエットはなかなか歌いどころが難しいらしい。
ギミギミgreedy...、一回しか聞いたことない...。好きなのに...。
2019年7月時点でリリース曲数は、ぜんぶで42曲？(inst、mix、カバー含む)
まんべんなくっていうのは、難しいですね...。
あとね。
あの曲好きなんだけど、歌わないかな～？とか、
デュエットソング、好きなんだけどな～？とか、おもってるあなたっ！！
そうっ！！！ あなたっ！！！！
集計みてわかったでしょ？
表、載せてないからわからないね。すんません。
6回以下の頻度の少ない曲が聴きたいなら、
ワンマンだと聴きたい曲を聴ける確率が高いの。
ランキングの上位は7曲。
つまり、何曲歌うのか知らんけど、7曲以上歌ったら確変突入だよっ？？
＞＞ ボタンを 押せ！！ ＜＜
話が逸れました。
9月16日(祝) Mia REGINA 3rd ワンマン、申し込みましたか？？？
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— 臼倉竜太郎 (@lantis_ussun) July 28, 2019
プレ先行は明日までだからね (07/31 23:59まで)。
忘れてないなら大丈夫。
えらいよ。
おまけ
タイトルにある、衣装編ね。
衣装の名前とか知らないので、適当に。
あとは、本人たちが口にした名称で。
第01位 13回 シックな衣装 ( いつもの )
第02位 10回 赤 ( 陸遜 )
第03位 7回 ピンク
第04位 2回 蝶結び
第05位 1回 ハワイアン、サンタ
純正エロティックの衣装、ハーネス有り無しの頻度、半々くらいのイメージでしたけど、割と有りで歌ってました。
あと、
蝶結びの衣装、着てっ！！！！！！！！！！！！！
2回って...。
34回のうち、2回って...。
夏っぽい感じがするから、いまの時期ちょうどぴったりなのでは？
衣装の中で、一番涼しそうだし。
蝶結び衣装、
まだ一回しか見たことないっ！！！！！！！！！！
